社会人になってから出会い無いし、マッチングアプリとかどうかな?
でも、知らない人と会うのは不安だな。トラブルとか無いといいけど…。
こんな疑問や不安に答えます!
本記事では…
✓ 私自身の体験をふまえ、アプリの危険性を解説します
✓ 経験とデータから、アプリのより安全な使い方を提案します
✓ アプリ以外の出会い方も複数取り上げ、それぞれの特長を解説します
筆者は、20代後半から数年間を婚活に捧げ、
たくさんのマッチングアプリにも登録して活動した経験があります。
そんな実体験もふまえ、
メリット・デメリット双方をしっかり解説していきます!
・マッチングアプリに興味があるけど、心配な人
・マッチングアプリをなるべく安心安全に使いたい人
・アプリ以外の出会いも並行して出会いの確率を上げたい人
そんなあなたは、必見の内容です!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
マッチングアプリの危険性と対処法【意識すべきは個人情報の死守】
最も大切なことを最初に書きます。
"マッチングアプリを使う人の9割は、個人情報のガードが甘過ぎる!"
これは過去の自分自身や、実際にお会いした相手から感じたこと。
個人情報とは、たとえば、こんなもの。
- 名前
- 住所
- 職場
- 出身校
- メールアドレス
- SNSやLINEアカウント
いやいや、そんな簡単に教えなければいいでしょ…。
男性はそんなに気にしなくてもいいのでは?
…と思う方は私の体験談を聞いてください!
マッチングアプリでこんなことがあり得る【実体験とデータ】
では具体例として、
私が遭遇したマッチングアプリの恐怖体験をお話します。
この話を聞いたら、きっと、
個人情報を守ることの大切さが分かっていただけると思いますよ…。
【体験談】「A子の貴金属おねだり」事件
それは、あるアプリに登録して1週間ほどたった頃のこと。
華やかな美人さん(A子さん)とマッチングしました。
少し派手っぽい写真の雰囲気は気になりましたが、
思ったほどマッチしない日々に落ちこんでいた私は燃えました。
メッセージもトントン進み、週末会うことに。
会ったのは、A子の希望で横浜・桜木町
A子は写真通りのステキな女性でした。
また、かなりの話上手。
イタリアンでランチワインを楽しみながら、盛り上がりました。
(うまくいっているな・・・)
私の期待値も上がってきた頃、
A子さんは、申し訳なさそうに言いました。
すみません、アプリのニックネームでばかり呼ばせてしまって。
私、本名は石田英子と言います。英子って名前で呼んでもらえれば。
「石田英子」は仮名です。
(なるほど、なんて律儀な人だ…)
私はちょっと感激しました。そして、
(自分に心を開いてくれているんだな!)
と思ったんですね。
それで、私も、
「こちらこそ!私はタケヒコといいます!」
気づいたら本名を伝えていました。
ワインをおかわりしながら、下の名前で呼び合う二人
やっぱり、人は名前で呼ばれると親しみを覚えます。
それで、仲良くなると話題も深くなっていきます。
だいたいの職業や職場が分かる話
だいたいの生活圏の話(よく買い物に行く街とか通勤経路とか)
ペラペラ話してましたね。
流れでLINE交換もしてました。
この地点で、英子さんは、
この男は安定収入がある(私は当時、公務員系の仕事)
わりと無趣味な独身なので自由にお金を使えるはずだ
ことを把握していたと思います。
それからもちろん、
アプリは、異性のもらっている「いいね数」が見えるので、
この男はあまりモテていない
ということもよく分かっていたはずです。(泣)
さて、ここまでお読みの方は、イヤな予感を感じているでしょう。
察していなかったのは、
当時、桜木町でホロ酔いだった私だけですね。
ランチのお店を後にして、いよいよ英子のターン
(今日のところはお開きかな・・・)
と思っていると、
英子が腕を組んでくるではありませんか。
「もうちょっと付き合ってほしいな。初めて会った記念の日だし。」
今思えば、なんともわざとらしいセリフ。
しかし中学・高校ずっと男子校で過ごしてきた男には、
バッチリ効いていたのでした…。
(まいったな・・、ワンナイトなんて性に合わないぞ)
勝手に焦りながら、A子の導くままに歩いていると、
数分後、私は謎のジュエリーショップにいました。
ジュエリーショップといっても、
外に表示などはない、謎の雑居ビルの一室です。
「これ、キレイ!どう、似合う!?」
はしゃぐA子。
そして畳みかけるように商談してくる店員的な人。
私の酔いはやっと、醒めました。
あ、これが、デート商法ってやつか・・・
<デート商法>
恋愛感情や好意を利用して高額な商品やサービス契約を結ばせる商法。
秋葉原で画廊に連れていかれる(それで絵を買わされる)事例が有名。
それから約30分。
A子や店員の巧みな話術に翻弄され続ける私。
<巧みな話術>
英子が「これつけて旅行に行きたい」と言い出したり、
店員がセット値引き(総額はアップ)を提示したり…。
逃げ場のない密室で"買え買え"と2人から言われるのはツラかった…。
もう逃げるしかないと悟った私は、
「お酒飲んだらトイレ行きたくなっちゃって・・」
と席を外したときに、そのまま逃走。
遠くでA子の呼ぶ声が聞こえたが、振り返らずダッシュ。
ビルの階段を学生時代以来の速さで駆け降り、
桜木町駅まで走り抜けたのでした・・・。
電車に飛び乗り、やっと一安心。
私はアプリ運営にメッセージで状況報告し、
次の日にA子のマイページは削除されていました。
ですが、
LINEは教えていてしまったんでしたね。
即ブロックしたものの、
別のアカウントから連絡がきたりしないか、
しばらくヒヤヒヤして過ごす羽目になりました。
【データ】ヒヤッとした経験のある人はわりと多い【6人に1人】
「A子みたいな業者はすぐ削除されるから心配ないのでは?」
そうかもしれません。
ただ、また別のアカウントで活動する可能性もあります。
特に、女性無料のアプリは、注意が必要ですね…。
マッチングアプリの多くに「本人確認」があります。
ただ、この「本人確認」の厳しさはアプリごとに違います。
運転免許証などの本人確認書類を送るだけで承認されるアプリの場合、
本当にその本人がアプリを使っている保証はありません。
利用者はこの点を考慮に入れる必要がありそうですね。
ここまで、私の経験談だけだったので、より客観的なデータも見てみましょう。
「マッチングアプリでトラブルにあったことがあるか」アンケートを実施。その結果、約15%の人が「トラブルに合ったことがある」と回答
【303人の体験談】マッチングアプリは危険や勧誘だらけ?14.9%がトラブルに遭遇!利用者の怖い経験やトラブルの実態調査
この調査によれば、マッチングアプリ利用者の約6人に1人が怖い経験をしています。
(被害は多い順に、「勧誘・サクラ」「体目的・遊び」「恐喝・恫喝」「ストーカー」など。)
この人数をどう見るか。
私は、けっこうリスクが大きいんだなと思いました。
そして、もう一歩踏みこんで考えると、
このリスクは「個人のモテ度」で変動するかもしれない
と私は考えています。
たとえば、登録してすぐ100件のイイネがもらえる人は、
そこから相手のマイページをじっくり読んで、気の合いそうな相手に絞って返事するはずです。
で、さらにそこからやり取りする中で、
(この人は大丈夫だな)という人を厳選して、最初のデートに臨めます。
ところが、
モテない人の場合、これと逆の現象が起こります。
【悲報】モテない男ほど危険度が高い
モテない、つまりイイネが来ないと、単純に寂しいです。(笑)
自分って価値無いのかな、とちょっとブルーな気分になります。
その中でマッチングが成立すると、かなり嬉しいです。
こちらからイイネを送っている場合は当然ですが、
相手からイイネが来た場合も、相手のページをじっくり見てなるべく相手のいいところを探そうとします。
(それ自体は良い心がけですが…)
で、この時、
ちょっとだけ(あれ…大丈夫かな?)という疑念があっても、
スルーしてしまうということが多々あります。
実際に私も、英子さんからイイネがきた時、
・なんでこんな美人さんが唐突にイイネしてくるんだ?
・おしゃれが好きそうなタイプなのに、なぜ自分に??
・登録してる趣味もそこまで被っていないけどな???
こんな疑問があったんですよね…。
でも、それを吹き飛ばすくらい、
嬉しかった&会いたかった、のです…。(泣)
この辺が、モテない男の弱さです。
なので、ここからアプリの安全な使い方をお伝えしますが、
イケメンにはあまり必要のない知識かもしれません。
ただ、
・自分が別にイケメンではない人
・限りある出会いを1つ1つ大切にしたい人
こんな人にはとても大事な知識といえるでしょう。
アプリの安全な使い方【超具体的チェックリスト】
マッチングアプリの出会いには、一定のリスクがあると分かって頂けたと思います。
ただ、マッチングアプリのサービス自体は、ここ数年でかなり一般化しました。
あなたのまわりにも、「アプリで出会った」「アプリで結婚した」人がいるでしょう。
(「出会いの量」という点でみると、マッチングアプリは最強です。)
「こわいから…」という理由だけでアプリを使わないのは、もったいないなあ。
そんな人のために、安全にアプリを使うための「超具体的チェックリスト」を作成しました!
以下にご紹介します!
【マッチ前】プロフィールページに情報をアップしすぎない
アプリのプロフィールページに書くことに気をつけましょう。
マッチ率を上げたいばかりに、細かい情報を書きすぎると身バレリスクがあります。
・出身校は詳細まで書き過ぎない ※
・あまりに細かすぎる趣味は書かない
・写真は何枚も鮮明なものをアップしない
・写真は居住地が細かく分からないようにする
※たとえば大学の学科まで書くと特定される危険あり
要するに、プロフィールページは「ググられる前提」で書く必要があるのですね。
【マッチ後】メッセージでも不要なこと言わない、LINE移行しない
素敵な相手とマッチングするとテンションが上がります。
そのテンションのまま、メッセージ上で安易に個人情報を伝えないことが大切です。
・本名や会社名を出さない
・お金もってるアピールをしない
・居住地や生活範囲を細かく教えない
・LINEやSNSアプリでつながろうとしない
LINEやSNSで安易につながると、関係がうまくいかなかった時の「付きまとい」リスクもあります。
【店決め】初回は昼間、待ち合わせ場所・お茶の場所を決めておく
結局のところ、出会ってみて初めて相手との相性がわかります。
1回会ってみて「やっぱりちがう」「2回目はいいや」のはよくあること。
そこで初回の出会いは、なるべく低リスクで済むような準備が大切です。
・なるべく昼間に会う
・駅前など人の多いところで待ち合わせる
・待ち合わせ後に行くお店も事前に決めておく
・「食事」ではなく短時間で済む「お茶」に留めておく
・後の予定をあえて入れておき、相手にも事前に伝えておく
お茶を切り上げるタイミングはけっこう難しいので、次の予定を入れて(お茶の終了時刻を決めて)おくとスムーズです。
【出会い】会ったらなるべく「ニックネーム呼び」
会ったときに、つい、本名を明かしてしまうものです。
ただ、初回で明かすのは避けた方がいいのではないかと思います。
・酒は飲まない
・ニックネームで呼び合う
・予定を変えて、時間を延ばしたり2軒目に行ったりしない
「いきなり本名っていうのはアレなんで、自分のことはアプリと同じように●●(自分のニックネーム)と呼んでもらえれば。私も、■■さん(相手のニックネーム)と呼ばせてください。」
こんなふうに先に宣言しておけば、初回から本名を明かすことを避けられます。
【その後】信用できると思って初めて、LINE等の交換
「この人いいな」「信用できる」と確信できてから、マッチングアプリ以外の連絡先の交換を提案しましょう。
ただ、初回は舞い上がって冷静な判断ができない場合もあるので、2回目以降会ったときの交換がおすすめです。
・印象が良くても、初回からLINE等の交換はしない
・2回目以降会ったときに、LINE等の交換を提案する
・間違っても初日からお互いの家やホテルに行かない
世の中に、いわゆる「大人な出会い」へのニーズも確かに存在します。
ただ、本サイトは読者の「真剣な結婚を望む異性と出会いたい」という願いに応える記事を書きたいと考えています。
なので、盛り上がっても続きづらく、安全上のリスクもある"ワンナイトな関係"はおすすめしません。
アプリの出会いは、慎重すぎるくらいでちょうどいい
父が娘にする説教のように過保護に感じたかもしれませんね。(笑)
ただ、これが婚活経験者として誠心誠意のアドバイスです。
これ通り行動しても、2回目以降会った時にビジネスの話をされるかもしれないです。
リスクは、ゼロになりません。
でも、このチェックリストを活用すればかなりリスクが減らせるでしょう。
ただ、
チェックリストは、目安に過ぎません。臨機応変な対応も必要です。
たとえば、チェックリストの通りにニックネームでやり取りしようとしても、
「相手から自然に本名を教えてもらってしまう」ケースはあります。
そこで自分だけ本名を言わないのは、無理がありますよね。
でも、私の失敗例のように、
イイ気持ちになって、言う必要もないことまでペラペラ言わない!
これ、大事です。
アプリの場合、マッチング後に個人情報をどうやって管理するかはすべて本人に任されています。
情報管理は、すべて自己責任なのです。
その意識を常にもっておきましょう。
4.もっと安全な出会い方はないのか【結論:3つある】
「なるほど、アプリを使う時の注意点が分かったよ!」
「でも、もう少し安心な出会い方ってないのかな?」
では、より安全性の高い出会い方をあと3つ紹介しますね。
①じっくり時間かけられるなら「社会人サークル」
・まだ特別に結婚を急いでいない人
・休日わりと暇なので、有意義に過ごしたい人
こんな人には「社会人サークル」がおススメです。
社会人サークルといっても、
「婚活サークル」(出会い目的のイベントで会費を徴収する)ではなく、
「趣味サークル」(スポーツや音楽活動をする社会人団体)がおすすめ。
趣味を通してじっくり人間関係を築けるので、
いちばん「自然な出会い」に近いです。
その反面、良い相手がいるか、出会えるかの不確実さがあります。
★社会人サークルの内情を知りたいなら
②アプリより本人確認を徹底している「婚活パーティー」
・婚活アプリでなかなかマッチしない人
・週末の予定は空いているので婚活したい人
こんな方は、スポット的に1回から参加できる「婚活パーティー」がおススメです。
「本人確認」を行うのはアプリと同じですが、婚活パーティーの場合は、会場入口での確認です。
「なりすまし」などのリスクが低く、より信頼できます。
※「本人確認」は、業者によって厳密さが違うので、その点は注意です。
★婚活パーティーの流れやコツを知りたいなら
★婚活パーティーの選び方を知りたいなら
③安全度MAX!会員の真剣度も一番高い「結婚相談所」
・結婚相手を真剣に探したい人
・一番安心な方法で婚活したい人
こんな方には結婚相談所を勧めたいです。
結婚相談所の本人確認は厳格です。
入会時に面倒に感じてしまうほど提出書類があり、経歴詐称などのリスクも排除されます。
他の方法と比べると、価格面のハードルの高さを感じる方もいるかと思います。
ですが、最近はかなり安い大手業者もありますので、一考に値するでしょう。
★結婚相談所がおすすめの人や活動の流れを知りたいなら
★結婚相談所にまつわる噂の真相を知りたいなら
5.まとめ【出会いが増えればリスクも増える】
3行で分かる!本記事のまとめです。
①婚活アプリはトラブルもある。個人情報を死守しよう
②1回目のデートが終わるまで、名前・LINE・最寄り駅・職場など教えない
③より安全な出会いとして、社会人サークル・婚活パーティー・結婚相談所も検討したい
本記事では、婚活のリスク面を多く解説しました。
ただ、ここで気をつけないといけないことがあります。
それは、
リスクばかりに目を向けると、チャンスも逃すかもしれない…
ということです。
ふだん、私たちが生活している中で、
出会う異性と自然に関係が発展していくなら、
(いわゆる自然な出会いが十分にあるなら)
リスクもゼロです。
でも、そんな出会いがない。
だから、婚活をするんですよね。
そして、
ふだんの生活を知らない人と出会っていこうとすれば、
そこにリスクが発生するのはどうしても避けられないのです。
ただ、本記事でリスクを最小化する方法が分かって頂けたと思います。
あとは、行動あるのみ!!
「良い出会いがほしい!」「結婚したい!」という思いが強いなら、
自分に合った方法で今日から行動し始めましょう!
皆さんがすてきな出会いを手にすることを、祈っています。
ではまた!